『ナショナル・ギャラリー』徘徊中の
Camelです。

『ナショナル・ギャラリー』探索はこれで最終回。
最後の注目作品はこちら。

タナー<戦艦テメレール号>

2005年夏、ナショナル・ギャラリーがBBCラジオ第4放送の朝の番組と協同し、現在イギリス国内にある絵画の中から最高の1枚を投票形式で選び、話題となった。

『楽しいロンドンの美術館めぐり』出口保夫・齊藤貴子(著)

その投票で選ばれたのがこの作品。

近代イギリスを代表する風景画家ターナー。
描かれている『テメレール号』は1805年トラファルガーの海戦において、ネルソン提督(トラファルガー広場の塔の上に立ってる人ね)を乗せた旗艦ビクトリー号と共にイギリスを勝利へ導いた船。

しかし時代は帆船から蒸気船へと移行しつつあり、
『テメレール号』は解体、廃棄処分のため新種の蒸気船にひかれています。

そんなせつなーい夕景が「イギリス最高の絵画」に決定。

他にも『ナショナル・ギャラリー』には名作がゴロゴロしていますが、今回はここまで。

続いて向かうのは『ナショナル・ポートレート・ギャララリー』。

の前に、ギャラリーを出て左にある『セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会』の地下聖堂にあるティー・ルームへ。
ギャラリーから徒歩1分。
広大な美術館巡りに疲れた体にありがたい近さです。

入り口はここ
教会の脇にある円柱。一見カフェには見えないけど中に入って階段を降りると、アーチの美しい地下空間が広がっていました。
『ナショナル・ギャラリー』にもカフェやレストランがありますが、こっちの方が大衆的なイメージ。

とりあえずここでランチ。
ふー。

続く。